北の大学生

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【受験生向け】北海道大学の授業形態・授業紹介【前編】

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リクエストがあったので、今回は北大にどんな授業があるのかというものを紹介していきたいと思います。→(思った以上に長くなったので、次の記事にします。ごめんなさい)

ですがその前にそもそも大学ってどうやって時間割を組むのか、高校とはどう違うのかというところから説明していこうと思います。細かい単位の数とかには触れず、とりあえず概要を説明していきます。

 

授業形態について

中学生の時というのは、基本的に時間割を先生から渡されてそれに従うという形で、特に自分たちで何か決めたりということはなかったと思います。高校生であっても、理科や社会などを1つ選択するくらいで時間割を丸々決めるということはなかったと思います。しかし大学では基本的に自分である程度決めることになります。特に一年生のうちは自分で決める科目が結構あります。

科目には大きく分けて、「必修科目」「選択必修科目」「選択科目」の三つがあります。順々に説明していきます。

 

必修科目

必修科目というのは、これに指定されている科目必ず取らなければならないという科目です。北大の一年生の必修科目は「英語」と「情報学」です。それに追加して理系は「自然科学実験」という実験があります。全部取らないと卒業できません笑。

まずは英語の説明ですが、英語は前期後期に合わせて四つ授業があります。
前期の英語は片方は先生が授業をし、もう片方はパソコンで課題をこなしていくといった形です。先生の教える方の授業は、かなり人によって違いますが主に文法を勉強していきます。外国人の先生に当たると、スピーキングやリスニングといったコミュニケーションを重視した勉強をしていきます。日本人講師か外国人講師かは完全に運です笑。そして後期の英語なんですが、なんと前期に行われるTOFELで530以上を取ると免除になり、授業を受けずに良い成績がもらえます。凄い制度ですよね。取れなかった人は普通に後期の授業を受けるのですが、こちらは先生や何を勉強したいか、レベルを選ぶことが出来ます。
次に情報学ですが、こちらは基本的なパソコンの操作やネットリテラシーを学びます。パソコンを操作というとWORDやEXCELを使うイメージですが、そんなにやった記憶はないですね。記憶に残っているのは、簡単なプログラミングや画像のbit変換、ネット犯罪を未然に防ぐためのグループワーク・プレゼン、HTMLを使ったサイトつくりなどで、結構多岐にわたります。課題の量が多く大変なので、頼りになる友達や先輩がいると安心ですね笑。

最後に実験ですが、これは実験が「物理」「化学」「地学」「生物」の中から二つを選んで実験をします。人気の組み合わせは「物理」「地学」ですね。理由はたぶん楽だからです笑。これは抽選になるのですが、物理はともかく地学は全然当たりません!周り見ても、地学取れてる人はほとんどいませんでした。でもグループ単位で実験を行うことが多いので、地学の人は同じクラスの人が少なくて逆にさみしいかもしれませんね笑。そして本当に楽かはわかりません、地学抽選外れたので笑。

 

大分必修科目が長くなってしまいました。というか授業紹介も一緒にしてしまいましたが……ま、いっか。選択必修科目について書きます!

 

選択必修科目

選択必修科目というのは、指定された科目の中から自分で選んで、それを必修科目として扱うような科目のものです。北大では第二外国語と、理系であれば理系科目、文系であれば人文社会についての科目になります。
第二外国語は「ドイツ語」「ロシア語」「スペイン語」「フランス語」「中国語」「韓国語」の中から一つ選んで、履修します。入学する前に書類が来て、どれにするかというのを決めた気がします。人数が多いのは「ドイツ語」「中国語」が多くて、その次に「フランス語」「スペイン語」といった感じだと思います。この希望ですが、結構スペイン語が人気な気がします。「スペイン語落ちてドイツ語」「スペイン語落ちて中国語」という人を良く見ました。ですが、まあどの言語も良いと思います。素直に自分の受けたいものを受けるのが良いでしょう。
個人的に聞いたり感じたりしたことをまとめると
ドイツ語…自分が受けた科目。発音も文法もそんなに面倒なことはなかった。ただ男性名詞や女性名詞・中性名詞があるのでそれだけめんどくさかった。

中国語…なんかリア充多かった。中国語で名前を付ける授業が多いらしく、盛り上がっていた。漢字と発音は若干違うが、意味は何となく分かるからいいらしい。あとなぜか大学生になると皆「チャイ語」という。中国語でええやん。

フランス語…理系ではあんまりいなかった印象。ドイツ語から中性名詞がない分そこだけ楽であとはあんまりドイツ語と変わらなそう。

スペイン語…自分の周りだけかもしれないが、単位落としている人が多かった。こわいね。

ロシア語…やっぱし難しいらしい。文字もそうですが、文法でも苦労している人は結構多かった。でもやる気があるならぜひ。

韓国語…あんまり受けてる人いないイメージ。ただ文法が日本語とかなり似ていて、習得しやすいとらしいです。

以上、超個人的な感想です。

 

そして理系科目は普通の数学(線形代数・微積)と理科4つから選択てな感じです。人文社会はちょっと受けたことないので分からないですね…文系の方ごめんなさい。

 

 

選択科目

ラストは選択科目です。意味はそのままで指定されている科目の中から、選択して履修する科目のことです。これが大学生が「時間割を組む」と言っているところのほとんどを占めます。と言いますと今までの必修や選択必修は時間がクラスごとにほとんど決まっているので、そこは考える必要はあまりないのです。しかしこの選択科目については本当に自由に取れるので、そこで時間割表を見ながら時間割を組む必要性が出てくるのです。人によってはロボットについての授業をとったり、医学の授業をとったり、アイヌ語の授業をとったり、蛙学の授業をとったり、体育をとったり…本当にいろいろな選択ができます。

そこら辺の授業紹介の話については次の記事で書きますので、しばしおまちください。

では!

 

P.Sよかったらコメントしてね。してくれると普通にうれしいので

 

後編はこちら

 

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