北の大学生

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【新入生必見】北大のクラス制度についてまとめてみました

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北大にはクラスがある!

はい、タイトルの通り北大にはクラスがあります。
クラスと言っても、高校の時のクラスとは少し違う点が多いです。

簡単に上げてしまいますと

  • 毎朝のホームルームはない
  • クラスメイトでも知らない人が結構いる
  • みんな学部などがバラバラ
  • クラスのイベントが2回だけある。
  • クラスにも一応役職がある

といったところでしょうか

順番に見ていきましょう。

 

 

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毎朝ホームルームがない

大学1年生の時は基本的に自分で時間割りを決めます。そのため人によっては、その日午前中だけで終わったり、逆に午後から学校に来たりということがあります。そのためクラス制はあると言えど、毎朝ホームルームや朝礼を行うことはありません。
ですが、年に3回だけ「クラスアワー」と呼ばれるクラス全員が集まる日があります。逆に言ってしまえばその日以外は集まらないのですが…。

1回目は一番最初のガイダンス。ここで友達を作れるとかなりいいスタートを切ることが出来ます。というか最初にして最大のチャンスです。北大は道外出身者がほとんどなので、ここで自分から積極的に話しかけることが出来れば、周りも友達ができるか不安なので、すぐに友達になることが出来ます。

2回目は文化祭の少し前です。そこで北大祭では何の出店をする、どういう方針で行くというのを決めます。

3回目は夏休み明けに一度あります。しかしこの頃になってくると、「クラスアワー?まあいいやサボっちゃお」という人も出てきます。まぁ、基本的に先生が夏休みに事故とか怪我とかしていないかみたいなことを話すだけなので、いなくてもそこまで困りません。

こんな感じで、高校の時のように毎日同じ教室で、隣に同じ子が座ってといった風習はなくなります。となると必然的に関りは薄くなるので、クラスに友達がほしい方はぜひ自分から積極的にいってみてください。 

 

クラスメイトでも知らない人が結構いる

というのは、北大の授業で多いのが「一クラスを2、3グループくらいに分けて、他のクラスと合体する」という制度です。例を出してみますと

「25組から27組において、学籍番号が奇数ならE205教室、偶数ならE206教室」といった具合です。
そしてこの分け方も、学生番号の偶数奇数や4で割った時の余りの数というのが多いので、同じクラスなのに全く会わないという人も出てきます。

 

みんな学部などがバラバラ

「みんな学部などがバラバラ」というのは実は理系だけで、文系は学部ごとだったなあということを今さっき思い出しました。すみませぬ。

文系クラスは1~15組まで、理系クラスが16~52組まで、そして海外からの留学生などが集まる53組があります。大体一クラス50人くらいですね。
文系クラスでは、1~4組は文学部、5組が教育学部、6~9組が法学部、10~13組が経済学部、14,15が総合入試文系となっています。文系の人は四年生まで同じ人たちとかかわるので、ここで知り合いを作っておけばとても楽になると思います。

逆に理系は16~52組まで全員ばらばらに組み込まれます。たとえ医学部だろと総合入試理系だろうと、後期だろうと全部ごちゃまぜにされます。
そのため、人によっては「どうせ2年生になったら学部ごとになるし、そこで友達を作ればいいや」と考えている人もいます。

その考えは甘い…甘すぎる…!!

私の実体験から言わせてもらうと、学部に入ってから友達を作ろうとしても最初はみな同じクラスの人同士で一緒につるみます。そっから段々2人と2人が4人グループになり、4人グループが8人グループになりというのを繰り返して友達の輪が広がっていきます。ですが、最初に一人だと最初につるめる人がいません。他の人は友達がいる人が多いので、向こうから話しかけてくるといったラッキーパンチはありません。そして何より、すでに知り合い同士で親しい二人の輪に1人で食い込んでいくというのは本当に大変です。仲良し3人組というより、2人+1人となる構図の方がなりやすいです。

そんな感じで若干本題とはずれてしまってしまいましたが、僕は1年生の時から友達を作っておくことをお勧めします。

 

クラスのイベントが2回だけある。

まあ、毎日のホームルームですらないのですから、イベントが少ないのも仕方ないですね。クラスで行う大きなイベントとして、「クラスマッチ」と「楡陵祭」があります。

「クラスマッチ」というのは新入生だけの運動会のようなものです。運動会で紅組、白組と別れたように、クラスマッチにおいても赤、青、緑というようにチームごとに分かれ、それぞれの連合ごとで優勝を争います。ちなみにこれは授業とは違い、ちゃんと同じクラスの人は同じ色となっています。
メインのイベントはダンスで、4月の入学してからすぐに始めて、約1か月ほど練習して発表に臨みます。

結構、盛り上がりますしクラスでもこれをきっかけに仲良くなる人も増えるので参加しておくに越したことはないと思います。

もう一つは「楡陵祭」と言って、こっちは高校でいう文化祭ようなものです。北大祭との違いは少々ありますが、ここではほとんど同じものと考えていいです。基本的に食べ物の出店で、こちらも同じシフトに入った人同士で仲良くなります。

ちなみに北大には「楡陵祭マジック」と呼ばれる「学祭で仲良くなった男女がそのまま付き合っちゃう」という魔法があります。僕のクラスでも起こっていました。うらやましい。

とにかくこの二つのイベントは出ておいたほうがいいと思います。

 

クラスにも一応役職がある

クラスの役職とそれがいったい何なのかというのを説明していきます。

総代…クラスの代表的ポジション…名前だけだけど。年に何回か総代会というのに傘下になければいけないらしいが、最初の一回だけ行けば最悪良いらしい。総代だからといって、友達が増えるかというとそうでもない。ただ、クラスに一人の役職なのでみんな顔は一応知っていることが多い。あとあだ名が総代になる。

クラスマッチ委員…一クラス大体4人くらい。それぞれの連合のダンスを覚えて皆に伝えたり、競技に誰を出すかというのを決める。あとはクラスTシャツ作ったりとか。4月中一番クラスで目立つ。あと4人でやっているので、その中で仲が深まりやすい。

楡陵祭実行委員…楡陵祭でクラスの出し物を決めたり、シフトを組んだりする人。5,6月になると結構会議にも出たりして忙しくなる。ただ自分のクラスが黒字をだして成功したときは達成感がすごい。こちらも4人でやっているので仲が深まりやすい。

寮歌隊長…別名、都ぞ弥生隊長。北大の恵迪寮の寮歌を普及するための委員とはなっているが、実際はクラスマッチの最後で都ぞ弥生を歌うのでその時歌えるようになるための委員。人数は1、2人で応援団のごっつあんなどもあるが、う~ん微妙。。。

といった感じです。

クラスの役職ですが、やはり役職持っている人は「あ、〇〇やっている人だ」というようにわかるので、クラスでも顔は売れやすいかと思います。

個人的には楡陵祭実行委員がいいかなとか思います。ちょっと大変かもしれませんが、みんなで誰かの家に集まって試作品を作ったりするのは結構楽しいです。

 

以上が北大のクラスの制度についてです。

ちょっと省略したところもありましたが、大体のクラスの雰囲気みたいなのはつかめたかと思います。

皆さんが良い北大ライフを送れることを楽しみにしています。