北大と早慶、行くとしたらどちらか
大学名だけで選ぶな
よくYahoo!知恵袋などで
「北大と早稲田、両方受かったらどっちに行ったほうがいいんでしょうか」
「北大って地元の奴らに行ったら馬鹿にされますか?慶応のほうがいいんでしょうか」といった質問をよく見かけます。
このような質問で大切なのは、自分がやりたいことが大学でできるかどうかということをしっかりと考えた上で質問をしているかです。
例えば、自分が機械について大学で学びたいと考えているとしましょう。そして受験の結果、ちょっと偏差値の高いA大学の教育学部と、それより偏差値は低いB大学の理工学部に受かったとします。
この場合、本当に機械について学びたいと思うならば、おそらくB大学の理工学部に進むと思います。さらに熱意があれば浪人してA大学の理工学部に進むかもしれません。特に理系の場合、大学の学部というのは一生を左右するほど大切な選択です。聞こえの良さだけで学部を選ぶと、その後の人生で必ず後悔する時が来ると思います。
北大と早慶、行くとしたらどちらか
先ほどまでの話を頭に入れたうえで聞いてください。現在河合塾の偏差値ではおおよそ
北大 58
早慶 63
ほどで、早慶のほうが偏差値的に高い結果となっています。私は文系についてはよくわからないので、ここでは理系についてのみ話していきたいと思います。
偏差値だけ見ると早慶に進む人のほうが頭が良いのかと思うかもしれませんが、早稲田や慶応に限らず大半の私立大学は、理系なら理系科目だけ勉強してればよいのです。しかし北大は一次試験のセンター試験で理系であったとしても国語、社会を勉強しなければなりません。
もし北大に受かって、早稲田に落ちた人がいたとしても、私立一本に絞っていればやる科目は減るので受かっていたかもしれないという話になります。逆に早稲田に受かった人でも、国語や社会が致命的に出来なければ北大に受からない可能性も十分にあります。
このように偏差値だけでどっちが上、どっちが下を決めることは非常に難しいのです。
では何で行くべきか行かないべきかを判断すればよいのか。
それは大学が行っている研究をHPなどで、どのようなことをしているかということを受験の前にチェックする必要があります。そうすることに、よって自分がより興味を持った研究を行っている大学に入りたいという気持ちが強くなり、モチベーションも上がります。
まとめ
最終的にはやはり、自分の興味のある分野に進んだほうが良いと思います。「早稲田のほうが学生生活楽しそう」「慶応のほうがなんかかっこいい」と思うのは別に構いませんが、正直どんな学生生活が送れるかはその人次第であって、北大であってもかっこよくて学生生活を謳歌している人はたくさんいます。というかあくまでも大学は勉強するところなんで、雰囲気で選ぶと授業についていけず、苦労すると思います笑。
僕が北大生なので、北大がいいと思う点を上げさせてもらいますと、やはり学費が私立よりも安いことじゃないですかね。私の知り合いは大学の学費をすべて自分で賄っている人もいます。半期で28万くらいだったので、劇的に安いわけではないものの頑張れば払えるといった金額です。
受からなければ話は終わってしまうので、とりあえず第一志望目指して頑張りましょう!